セイヨウヒルガオ
ヒルガオ科
セイヨウヒルガオは、芝地や周辺の土地で旺盛に伸長する多年生双子葉植物であり、観賞用・産業用草花である。葉は2.5~5 cmで細長くハート形で先は円い、茎は左巻きの蔓性である。基部は矢じり形で桃色又は白色の漏斗状の花をつけ、開花は夏から秋まで続く。
ヒルガオ科
英名:Field Bindweed
学名:Convolvulus arvensis L.
基本情報・生態・形態
セイヨウヒルガオは、芝地や周辺の土地で旺盛に伸長する多年生双子葉植物であり、観賞用・産業用草花である。葉は2.5~5 cmで細長くハート形で先は円い、茎は左巻きの蔓性である。基部は矢じり形で桃色又は白色の漏斗状の花をつけ、開花は夏から秋まで続く。
地下茎で繁殖し、地中でよく拡大する。地面を這うように茎を伸ばし、他物に絡みつき数フィートの高さまで伸びることがある。
適地は肥沃な軽量土壌で、米国中西部及びカナダ中部でよくみられ、芝生周辺に発生する。この地域のほとんどで「Creeping Jenny」という別称で呼ばれる。
除去は極めて困難で、除草剤の散布で枯れたようにみえるが、数週間で再生する。除去するためには2季にわたり除草剤の散布を繰り返す必要があるが、この場合でも低木や花壇あるいは隣接する土地から再生する可能性がある。
発生時期
6~9月に桃色と白色の縞模様が入った漏斗状の花を咲かせる。