オランダミミナグサ

ナデシコ科

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オランダミミナグサは明治初期に帰化したヨーロッパ原産の越年草の帰化植物。しばしば芝生地で密生しマット状になる。 繁殖力は旺盛で、容易に芝生地で繁茂できる。

オランダミミナグサ

ナデシコ科

英名:Mouse ear chickweed

学名:Cerastium glomeratum

 

基本情報・生態・形態

明治初期に帰化したヨーロッパ原産の越年草の帰化植物。しばしば芝生地で密生しマット状になる。 繁殖力は旺盛で、容易に芝生地で繁茂できる。
根系は浅く、葉は長楕円形で葉柄はなく、花柄はがく片と同じ長さである。 全体に腺毛が密集し粘り着くような感触がある。 在来種のミミナグサは茎がやや太く通常紫色であり、花柄はがく片より長く、また腺毛が少ないことで、オランダミミナグサと容易に区別がつく。

 

発生時期

種子は乾燥した中性土壌で発芽しやすく、耐暑・耐寒性に優れる。秋に発生し、翌3~5月に開花、結実後は枯死する。

 

被害・影響

種子は土壌中で数年間にわたって発芽力を有し、根絶させるには土壌処理剤などの徹底した管理が必要。ターフがストレスを受けている場所または芽数が少ない場所では繁茂しやすい。

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