英名:Japanese Beetle
学名:Popillia japonica Newman
【生態と生活サイクル】
本種は、日本の在来種といわれているコガネムシで、1916年に北アメリカへ侵入しジャパニーズビートルと呼ばれ、農作物に深刻な被害を及ぼした。
年1回の発生で、幼虫で越冬する。広食性のコガネムシのため成虫の発生期間は6月下旬~9月下旬と長い。晴天の午前中に芝地から脱出し、周辺の餌植物に群がり摂食している。
成虫:体長9~13㎜、体型は背面が扁平で、金属緑色を呈し少し赤銅光沢を帯びている。
【防除のポイント】
昼行性のため、成虫の発生ピークは大よそ把握できるが、発生期間が長期に渡るため幼虫対象で防除を実施し、被害のピークとなる9月より前に殺虫剤を散布する。
【エンビューがおすすめする殺虫剤】
【発生消長及び殺虫剤散布タイミング】