学名:Anomala octiescostata Burmeister
【生態と生活サイクル】
成虫で越冬し、年1回、4月中旬~5月中旬に発生する。本種は、晴天の午前中に地表面を漂うように飛翔し、曇天および降雨時の発生数は極端に少なくなる。ラフ、FWにおいて成虫が潜ったり出たりを繰り返すことにより、芝が浮き上がり芽出し不良を引き起こす。
成虫は、ツツジの花弁やハルジオン、クヌギ、コナラ等の柔らかい新芽を摂食する。
成虫越冬のため幼虫期間は短く、8月中旬頃から老熟幼虫となり蛹化が始まる。
成虫: 9~12㎜、短卵形で背面は少し盛り上がっており、濃緑色で光沢がある。
ヒラタアオコガネの脱出穴
【防除のポイント】
成虫防除の場合、発生量の多い場所を中心に登録農薬を散布する。幼虫防除の場合は幼虫期間が短いため、成虫の発生ピークから1ヵ月後以降2ヶ月までを目安に録農薬を散布する。
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【発生消長及び殺虫剤散布タイミング】