NETIS 登録製品のご紹介
2020年2月25日、除草剤としては初めてデスティニー®WDGがNETIS情報提供システムに登録されました。さらに2020年11月12日にはエスプラネード®ライトフロアブルが登録されました。ここでは、登録に至った両技術について紹介いたします。
それに先立ちまして、そもそもNETISとは何か?説明いたします。
// NETISとは?
NETIS(新技術情報提供システム)とは、民間企業等により開発された新技術に関わる情報の共有および提供を目的として整備されたデータベースで、国土交通省によって運営されています。この新技術情報提供システムは、英語表記のNew Technology Information System の頭文字をとって「NETIS(ネティス)」と呼ばれています。
NETISは、国土交通省のイントラネットおよびインターネットで運用され、有用な新技術の情報を誰でも容易に入手することが可能です。
// NETISの運用方法
NETISは、国土交通省が取り組んでいる「公共工事等における技術活用システム」 の中核として平成10年度より整備され、優れた技術を持つ企業をサポートし、更なる新技術開発を促進するすることを目的としています。
その為に分類された新技術に関わる情報を、全国の地方整備局や工事事務所で共有し、優れた技術に関しては、国や地方自治体が行う公共事業全般に積極的に利用されています。
NETISは平成13年度からインターネット上で一般にも公開されており、法人個人を問わず誰でも自由に有用な新技術の情報を入手することができます。
NETISを中核とした、「公共工事における新技術活用システム」とはどんなものでしょうか? まず図でイメージを示してみます。
これは、民間事業者等により開発された有用な新技術を公共工事等において積極的に活用していくためのシステムです。
具体的には、
①NETISによる新技術情報の収集と共有化
↓
②直轄工事等での活用導入
↓
③効果の検証と評価
↓
④さらなる改良と技術開発
という一連の流れを体系化したものです。活用の効果評価などに基づいて次の技術を指定し、技術の向上と有用な新技術の活用促進を図ります。
NETISホームページ(https://www.netis.mlit.go.jp/NETIS)より